災害・土砂災害危険区域調査
日本の国土は、世界でも有数な火山地帯で、また豊富な水資源を有しており、土砂災害・水害等の自然災害多発国です。さらに、地形・地質も複雑な条件下である為、建設工事による土砂破壊等、人為的な災害も発生しやすい地域です。各種災害に対して、調査・設計を手がけており、経験から得たノウハウと高度な技術力で災害復旧支援をします。又、他部署との連携によりあらゆる災害について迅速な対応が可能です。
雪崩・地吹雪対策
全国には人家に被害を及ぼす恐れのある雪崩危険箇所が15000箇所以上存在し、豪雪地帯に住む人々は雪崩の脅威にさらされながら生活しています。北海道においては、雪崩危険箇所が日本海に面した急傾斜地に集中しており、逃げ場の少ない集落ではその対策が十分とは言えない状況にあります。
計画地点の多くは急傾斜地でありながら、斜面には樹木が繁茂し、豊かな自然景観を有する地域が多数を占めています。このため、計画では雪崩災害に対して安全性を確保すると同時に、既存の樹木を極力保全し、かつ経済的で効果的な雪崩対策施設の設計を行っています。
法面対策設計
安全を保っている斜面が、豪雨あるいは地震等が引き金となり不安定化し、時として大きな災害に繋がることがあります。当社では、このような切土斜面に対し、自然環境への影響を極力小さくするよう最大限の努力を注ぎ、人々の安全と財産を守る防災対策を最新の技術と経験の融合から導き出し、最適な工法を提案します。
代表実績
・平成25年度国道278号函館市古部防災調査設計業務 _函館開発建設部
・札幌建設管理部管内地すべり防止施設点検業務 _札幌建設管理部
・一般国道5号長万部町ルコツ擁壁設計外一連業務 _函館開発建設部
・一般国道231号石狩市法面対策設計業務 _札幌開発建設部
・泊共和線防災安全B(地方道)工事雪況調査外 _小樽建設管理部
・美川黒松内線防災安全B(雪寒)工事実測実施設計 _小樽建設管理部
・本別留辺蘂線(地道5)局改工事(法面調査設計) _網走建設管理部
・鹿追出張所管内道路災害法面定点観測(法面調査・設計) _帯広建設管理部